悪霊配信アプリ
『いつもはいなのに、気が散る』
誰もなにも言わないけれど、心の声はだだ洩れだった。
藍は机にノートを広げてグロテスクなイラストを描き始めて、洋太は熱心にゲームをしはじめてしまった。
やることのない私はフェンスを背もたれにしてスマホをつつく。
《悪霊配信アプリ》を立ち上げてトリミングした小夜の写真をアップロードする。
まだ本人はここにきていないけれど、きっともうすぐ来るだろう。
私を見て文句を待ち散らしてくるのは目に見えている。
そんな小言を聞くつもりは毛頭なかった。
小夜の写真をアップロードした次は好きな悪霊を選ぶ番だった。
一万円の低級霊を選択する。
誰もなにも言わないけれど、心の声はだだ洩れだった。
藍は机にノートを広げてグロテスクなイラストを描き始めて、洋太は熱心にゲームをしはじめてしまった。
やることのない私はフェンスを背もたれにしてスマホをつつく。
《悪霊配信アプリ》を立ち上げてトリミングした小夜の写真をアップロードする。
まだ本人はここにきていないけれど、きっともうすぐ来るだろう。
私を見て文句を待ち散らしてくるのは目に見えている。
そんな小言を聞くつもりは毛頭なかった。
小夜の写真をアップロードした次は好きな悪霊を選ぶ番だった。
一万円の低級霊を選択する。