悪霊配信アプリ
洋太の言葉に頷いているが、それは違う。
キツネがどれほどヒドイ姿で好弘の前に現れたのかわからないけれど、それはきっと深いトラウマになってしまっているんだろう。
そう考えるといい気味だった。
好弘が大人しくなれば、もう二度とあんなことは起こらないのだから。
普段よりも大人しい小夜を中心にして、みんな今日はとても静かだった。
好弘が入院中に騒いでいれば、きっと小夜は激怒することだろうから、気を使っているのだ。
小夜からは絶対に小言を言われると思っていたけれど、その元気もないみたいで安心した。
しばらくそれぞれ暇な時間を過ごしていた、その時だった。
「え……」
最初に気が付いたのは小夜だった。
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