札束でビンタから始まる怪力令嬢の勘違い契約結婚~お飾りの妻は最高です~

何もヒントがない状態から情報を集めて、男たちにたどり着いたのだ。
オリヴィアの荷馬車を見たが、彼らは手の込んだやり口で子どもたちを攫っていたように思う。

顔色も悪く、具合が悪そうだった子どもたちは適切な治療を受け、食事と水分をとると随分と体調がよくなった。
子どもの回復力は早く、オリヴィアはエンバルト公爵邸で元気になった子どもたちの相手をしていた。

彼女たちと花冠を作ったり、乗馬をしたりと忙しない日々。
ジョセフィーヌも不満そうだったが、子どもということで我慢しながらも背に乗せてくれた。
蜘蛛の影を見つけるかくれんぼをしていた。
影たちも子どもたちが一生懸命探しているからか、姿を現してくれた。
ロベールはやることがたくさんあるのか、後処理に追われている。

しかし寝るときだけはオリヴィアのそばにやってきて朝早く出ていく。
深夜に愛おしそうに髪に口付けたり、名前を呼ばれたりすることもある。
熱烈なアピールと圧にオリヴィアも目を覚ますが、どう反応すればいいかわからないため、そのままスルーしていた。

オリヴィアはロベールに屋敷外に出ないように言われ、またいつもの日常を過ごしていた。
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