真夏の一夜は恋の始まり(新装版)
 「そうですね。似てますね。お互い意識すると喋れないところとか。」

 そうですね。と笑い合って話していい感じの私達。

 「じゃあまた詳しい事は連絡します」

 そう言った長内さんはやっぱりどこか照れてる気がする⁇何となく分かるようになってしまった。
 
 じゃあまたと長内さんが言って、私達は別れることになった。

 私がはい。じゃあまたと言って車から降りようと
すると…⁈

 「花凛⁉︎」

 呼び止められて腕を掴まれたかと思うと、私は不意にキスされた。びっくりしすぎて目も瞑れなかった私は一瞬時が止まったようにフリーズしてしまった。

 「おやすみなさい。」
 そう耳元で囁かれ、私は現実に引き戻される。

 「あっ、はい。おやすみなさい。」

 照れたように一礼する私にペコっと頭を下げて長内さんは帰って行った。

 私は顔が真っ赤になってしまった。これは私達付き合ってる認識でいいのかな⁇

 私の話したかった『あの』は、あの、私達って付き合ってる認識でいいんですか⁇のあのだったんだけど…⁇
 
 これはきっと付き合ってるんだよね。

 私は今まではなかったじゃあ、またが嬉しくて仕方なくてずっとニヤニヤしてしまった。

 やった。デートだ♡

 私は初めての長内さんとのデートに心弾ませるのだった…。
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