真夏の一夜は恋の始まり(新装版)
 歩美に相談すると、「あんたらは本当に中学生か⁉︎」とまた驚かれ、「もう一回確認するけど一度はやっちゃった仲なんだよね⁇」と再度確認された…。

 「おそらく…やったものと思われますが…⁇」

 なぜおそらく…かと言われると、甘い肌の温もりや、キスした記憶はあるが、凄くお酒が入っていてちゃんとしたはっきりとした記憶がないからだ。

 凄く心地よかったのと、幸せだった感覚だけは残っていたけど、そういう行為をしたはっきりした記憶はない。つまりお互いにお酒が入っていて勢いでそうなってしまい、シラフではどうそういう雰囲気に持っていけばいいのかすら分からない⁇といった状況なのだ。
 それに何だか毎回そういう事は避けられている気がする⁇気のせいかもしれないけど…⁇

 私はその辺の気持ちも正直に歩美に打ち明けてみた。
 歩美はうーん⁇と少し唸りながら考えて、「じゃあ泊まりでどこかに出かければ⁇」とまた突拍子もない案を打ち出した。

 「泊まりってうちら最近デートできるようになったばっかりだし、大一行くかな⁇」

 私は少し不安になった。泊まりなんてそんなハードルの高いことうちらにできるだろうか⁇

 確かにそういう行為こそないが、私達はうまくいっている。
 そういう事がないならないでいいような気もするのだが…⁇

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