短編集

お兄ちゃんは妹を溺愛しすぎて

 私は、鈴木 光里(すずき ひかり)
 4月2日生まれ。
 身長149、9センチ。
 そして、学校でいじめにあって以来、不登校が続いている。そのことを責める人なんて、誰もいない。

 私には3歳年上の兄鈴木(すずき)ヒカルがいる。

 そんな私は、兄に閉じ込められている。
 最後に外の世界を見たのは、いつぐらいだろうか?

「勉強とかどうする?」
 と、お兄ちゃんに聞くと
「家で、すればいい」
 と、返される。
「だけど、勉強のやり方わからないし・・・」
「教えてやる、教科書とノートあるか?」
 と、お兄ちゃんは勉強得意なわけじゃないのに、私に教えてくれる。

「友達は、どうやって作ればいいの?」
 と、聞くと
「いなくていいだろ」
 という返事がくる。

 学校でいじめられて以来、友達よかったいない。
 学校に来たところで、無視されるか、嫌がらせをされるかのどっちかしかない。
 挨拶だって返してくれない。
 先生も、一緒になって参加してくる。

「学校、行きたくない」
と、お兄ちゃんに打ち明けたら、
「無理して、行かなくても大丈夫だよ」
 と、物置部屋に閉じ込められた。
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