王家の皆さん覚えていますか?辺境に追いやられた王太子の元婚約者です。
「はい、あの小さな馬車に収まる分しか私の荷物はございません」
 イアンは頷いただけで、それ以上何も言わなかった。
 セフィリアに興味がなさそうだ。
「では出発しましょう」
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