ゆっくり紡ぐ、愛の言葉
その日の夜、リビングの明かりを柔らかく落とし、美登里と愛斗はスマートフォンを前に座っていた。 
ファンや友人たちに直接伝えたいと、二人でインスタライブを開くことに決めたのだ。
画面がオープンになると、次々と視聴者の数が増え、温かい挨拶のコメントが流れ始める。美登里は少し緊張した面持ちながら、微笑みを浮かべて口を開いた。
「皆さん、こんばんは。私事ではありますが、今日は大切なご報告があります。この度、私たちのもとに新しい命が授かりました。妊娠したことがわかりました」
隣に座る愛斗が優しく頷き、言葉を添える。
「体調に気をつけながら、二人で元気な赤ちゃんを迎える準備を進めています。これからも温かく見守っていただければ幸いです」
画面の下には「おめでとう!」「お身体を大切に」「楽しみにしています」といった祝福の言葉が次々と流れていく。だが、その流れが突然乱れた。
「流産しろ」
「二人の赤ちゃんなんて絶対可愛くない」
「障害児が生まれればいいんだ」
次々と画面を横切る、鋭く冷たい言葉。
発信元はTikTok配信者の関ヶ原だった。ブロックしても次々と新しいアカウントを作り、執拗に悪意のコメントを送り続けてくるのだ。
それらの文字を目にした瞬間、愛斗の顔がみるみる険しくなった。怒りが込み上げ、声が震える。
「何てことを言うんだ! 妊婦に向かって、生まれてくる命に向かって、そんな言葉を吐くなんて… 人間として最低だ!」
愛斗が怒りを抑えきれず声を上げる一方、美登里は画面に映る残酷な言葉に胸を締めつけられ、瞳から涙がこぼれ落ちた。
「どうして… こんなことを言われなければならないの… 赤ちゃんに何の罪があるの…」
肩を震わせて泣き出す美登里を、愛斗は慌てて抱き寄せ、背中を強くさする。
「大丈夫だ、美登里こんなのはただの悪意の戯言だ。何の根拠もない嘘だから」
混乱する二人のもとに、すぐに心配のコメントが届いた。歌手の永井真理子が、すぐに反応してくれたのだ。
「美登里ちゃん、愛斗さん、落ち着いてください! 悪い言葉は耳に入れないで。こんな中傷は言った人の心が歪んでいるだけで、何の意味も力もありません。お二人と赤ちゃんが元気でいることが一番です。早くこの配信を終えて、ゆっくり休んでくださいね。いつでも話を聞くから、遠慮しないで」
真理子の温かい言葉に、他の視聴者からも次々と励ましの声が届く。愛斗は涙を拭う美登里を支えながら、画面に向かって静かに告げた。
「今日はここまでにします。皆さん、心配をおかけして申し訳ありません。これからは法的な対応も考えて、こうした嫌がらせにはしっかりと向き合っていきます」
配信を終えると、部屋には静けさが戻った。だが美登里の心に残った傷は、簡単には癒えそうになかった。愛斗はただ彼女を抱きしめ、自分がずっと守り続けることを、言葉と体温で伝え続けていた。
愛斗は美登里を慰めた。
「美登里は悪くないよ」
「ありがとう」
二人はキスをしてマタニティマークをカバンにつけてから
二人はお腹を触って笑いあった。
「愛斗くんパパになるんだね」
「うん」
二人はきすをしてから愛斗は美登里とお風呂に入りねた。
朝になり仕事に行くのにミニストップに行った。
美登里から見送ってもらった。
「美登里帰るときは転ぶなよ気をつけて歩けよ」
「うんありがとうお仕事頑張ってね」
「うん」
「美登里さんどうかしたの?」
「実は美登里妊娠しました だから転ばないようにと話しました」
「おめでとう」
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