思ってたのと違う! 女王は最愛の騎士ではなく、狂犬と結婚を強要される
薄汚れたローブだけでは高貴なる生まれを全く隠しきれていない少女は、不満そうにぷっくりと頬を膨らませたあと、唇を窄めた。
「あなた、いい人なんだか悪い人なんだか、よくわからないわ」
「警戒心が強いに越したことはないからな。あんたが俺をどう思うが、どうでもいいが……」
「言いたいことがあるなら、はっきり声に出しなさい」
「あんた、何しにここへ来たんだ? 姫様が1人でこんなところにくるなんざ、襲ってくださいって言ってるようなもんだぞ?」
こちらが不躾な態度で彼女がここにやってきた経緯について問いかけても、リベルラには全く気にした様子がない。
少女は嬉々として、語り出した。
「お父様から、聞いたのよ! 私と同じくらいの年頃の少年が、大活躍しているって!」
「ほーん?」
「でも、スラム街に出向くなんて、絶対に許してくださらないわ」
「だろうな……」
「だからね? お城を抜け出して、こっそりあなたへ会いに来たの!」
「いや、なんでそうなるんだよ?」
リベルラの事情を聞いたガルドラは、思わず呆れてしまった。
彼女はあまりにも、警戒心がなさすぎる。
明るく元気なのはいいことではあるが、あまりにも無鉄砲だ。
「あなた、いい人なんだか悪い人なんだか、よくわからないわ」
「警戒心が強いに越したことはないからな。あんたが俺をどう思うが、どうでもいいが……」
「言いたいことがあるなら、はっきり声に出しなさい」
「あんた、何しにここへ来たんだ? 姫様が1人でこんなところにくるなんざ、襲ってくださいって言ってるようなもんだぞ?」
こちらが不躾な態度で彼女がここにやってきた経緯について問いかけても、リベルラには全く気にした様子がない。
少女は嬉々として、語り出した。
「お父様から、聞いたのよ! 私と同じくらいの年頃の少年が、大活躍しているって!」
「ほーん?」
「でも、スラム街に出向くなんて、絶対に許してくださらないわ」
「だろうな……」
「だからね? お城を抜け出して、こっそりあなたへ会いに来たの!」
「いや、なんでそうなるんだよ?」
リベルラの事情を聞いたガルドラは、思わず呆れてしまった。
彼女はあまりにも、警戒心がなさすぎる。
明るく元気なのはいいことではあるが、あまりにも無鉄砲だ。