思ってたのと違う! 女王は最愛の騎士ではなく、狂犬と結婚を強要される
だからこそ――。
リベルラはこの危機を乗り越え、ガルドラに対する恋心をゆっくりと育み、いつか「好きだ」と面と向かって言えるようになるまで努力を重ねるつもりだった。
「あなたには、見守っていてほしいわ。これからも、ずっと。私たちのことを……」
職務に忠実なはずの彼は、「わかりました」と返事をしてくれなかった。
それが一体何故なのかわからず眉を顰めていると、硬い表情のまま本題に入る。
「女王様の、お耳に入れておきたい話がございます」
「何かしら」
「野良犬が……。陛下の目を盗み、身辺整理を初めているようです」
「なんですって?」
護衛騎士の報告によると、彼はリベルラの知らないところで、「俺がいなくなったあとは宰相とクロドノルン卿の言うことを聞いてくれ」と関係各所へ言いふらして回っているらしい。
普段のおちゃらけた様子からは想像もつかないほどに真面目な表情で命じられた一部の人間たちが名前の上がった2人に相談し、問題が露呈したようだ。
リベルラはこの危機を乗り越え、ガルドラに対する恋心をゆっくりと育み、いつか「好きだ」と面と向かって言えるようになるまで努力を重ねるつもりだった。
「あなたには、見守っていてほしいわ。これからも、ずっと。私たちのことを……」
職務に忠実なはずの彼は、「わかりました」と返事をしてくれなかった。
それが一体何故なのかわからず眉を顰めていると、硬い表情のまま本題に入る。
「女王様の、お耳に入れておきたい話がございます」
「何かしら」
「野良犬が……。陛下の目を盗み、身辺整理を初めているようです」
「なんですって?」
護衛騎士の報告によると、彼はリベルラの知らないところで、「俺がいなくなったあとは宰相とクロドノルン卿の言うことを聞いてくれ」と関係各所へ言いふらして回っているらしい。
普段のおちゃらけた様子からは想像もつかないほどに真面目な表情で命じられた一部の人間たちが名前の上がった2人に相談し、問題が露呈したようだ。