思ってたのと違う! 女王は最愛の騎士ではなく、狂犬と結婚を強要される
「離せ……っ! お前なら、僕が失敗すればどうなるか、わかっているはずだろ……!?」
「あんたの命を守るために、俺が犠牲になれって? 冗談じゃねぇよ。こういう時は、一緒に生き続ける道を模索するんだ」
「偽善者め……!」
「反省の色も見せずに食ってかかってるような輩を、助ける義理なんざねぇがな」
「ガルドラ!」
リベルラは己のそばまで五体満足でやってきた夫に笑いかけ、無事を喜んだ。
自ら彼の胸元へ飛び込む姿を目にしたリガルドは、緑色の瞳を吊り上げて叫ぶ。
「そいつに、心を許してはいけない!」
「まだ俺を、悪者にする気かよ」
「事実だろう!」
「身の潔白はすでに、証明されている。そうだよな? リベルラ」
「ええ……」
幼馴染がどれほどガルドラは信頼ならぬ相手だと怒鳴りつけたところで、無駄でしかない。
父親が夫に託した真の遺言を受け取った以上、リベルラがリガルドと結ばれる未来は存在しないのだから。
2人がリガルドの知らないところで強固な絆を築き上げたなど知りもせず、再び幼馴染は喚き散らした。
「あんたの命を守るために、俺が犠牲になれって? 冗談じゃねぇよ。こういう時は、一緒に生き続ける道を模索するんだ」
「偽善者め……!」
「反省の色も見せずに食ってかかってるような輩を、助ける義理なんざねぇがな」
「ガルドラ!」
リベルラは己のそばまで五体満足でやってきた夫に笑いかけ、無事を喜んだ。
自ら彼の胸元へ飛び込む姿を目にしたリガルドは、緑色の瞳を吊り上げて叫ぶ。
「そいつに、心を許してはいけない!」
「まだ俺を、悪者にする気かよ」
「事実だろう!」
「身の潔白はすでに、証明されている。そうだよな? リベルラ」
「ええ……」
幼馴染がどれほどガルドラは信頼ならぬ相手だと怒鳴りつけたところで、無駄でしかない。
父親が夫に託した真の遺言を受け取った以上、リベルラがリガルドと結ばれる未来は存在しないのだから。
2人がリガルドの知らないところで強固な絆を築き上げたなど知りもせず、再び幼馴染は喚き散らした。