思ってたのと違う! 女王は最愛の騎士ではなく、狂犬と結婚を強要される
確保の一報が入るまで、自分がやるべき作業は山積みだ。
「まずは……」
夫と抱き合い、彼のぬくもりを思う存分堪能して気持ちを切り替えたあと、リベルラは意味あり気な視線を頭上へ向ける。
ポッカリと開いた穴を、このままにはしておけなかったからだ。
「あれを塞がなければ、いけないわね……」
「いいのか? 有事の際、あんたが使う経路の1つが、潰れちまうんだぜ?」
「これは中庭への、直通通路よ。ほかの道には、合流していない。残しておくほうが、問題だわ」
「んじゃ、指示するか」
「ええ。そうしてくださる? その間に、私は事務処理をするわね」
「頼んだ」
2人は先程までの喧騒など感じさせず、何事もなかったかのように息をぴったり合わせて連携を取り合う。
(聞きたいことは、山ほどあるけれど……)
今は女王としての責務を果たすのが先だ。
リベルラは気持ちを切り替え、仕事に集中した。
「まずは……」
夫と抱き合い、彼のぬくもりを思う存分堪能して気持ちを切り替えたあと、リベルラは意味あり気な視線を頭上へ向ける。
ポッカリと開いた穴を、このままにはしておけなかったからだ。
「あれを塞がなければ、いけないわね……」
「いいのか? 有事の際、あんたが使う経路の1つが、潰れちまうんだぜ?」
「これは中庭への、直通通路よ。ほかの道には、合流していない。残しておくほうが、問題だわ」
「んじゃ、指示するか」
「ええ。そうしてくださる? その間に、私は事務処理をするわね」
「頼んだ」
2人は先程までの喧騒など感じさせず、何事もなかったかのように息をぴったり合わせて連携を取り合う。
(聞きたいことは、山ほどあるけれど……)
今は女王としての責務を果たすのが先だ。
リベルラは気持ちを切り替え、仕事に集中した。