思ってたのと違う! 女王は最愛の騎士ではなく、狂犬と結婚を強要される
(自ら実行に移した彼も、当然悪くはあるのだけれど……)
養子になったのがモルデント伯爵の元でなければ、幼馴染はもっと別の人生を歩んでいたかもしれない。
己の命を人質に取られて脅され、性格が歪んだ結果、ガルドラに対する憎悪を膨らました節もある。
親子は別々の場所で、罰を受けさせるべきだ。
「王配の暗殺を企てたあなたは、重罪人よ。一生をかけて、償いなさい」
「あ、あ……っ。うわぁああ……!」
リベルラから軽蔑の眼差しで見下され、ようやくどれほど泣き叫んでも最悪の結末を回避できないと知ったのだろう。
リガルドの醜い絶叫が、室内に木霊する。
その様子を目にした夫と護衛騎士は罪人に冷ややかな視線を送り、騎士たちに囲まれ連行されていく幼馴染の姿が見えなくなるまで、無言で見送った。
「まずは、一段落かしら」
「おう。命の危機は、脱したようだな」
「よかった……」
「安心するのは、早いぜ。片づけなきゃならねぇ問題は、まだまだ山ほどある」
「そうね……」
リガルドと共にガルドラの暗殺を企てたモルデント伯爵の身柄確保は、騎士団に任せてある。
養子になったのがモルデント伯爵の元でなければ、幼馴染はもっと別の人生を歩んでいたかもしれない。
己の命を人質に取られて脅され、性格が歪んだ結果、ガルドラに対する憎悪を膨らました節もある。
親子は別々の場所で、罰を受けさせるべきだ。
「王配の暗殺を企てたあなたは、重罪人よ。一生をかけて、償いなさい」
「あ、あ……っ。うわぁああ……!」
リベルラから軽蔑の眼差しで見下され、ようやくどれほど泣き叫んでも最悪の結末を回避できないと知ったのだろう。
リガルドの醜い絶叫が、室内に木霊する。
その様子を目にした夫と護衛騎士は罪人に冷ややかな視線を送り、騎士たちに囲まれ連行されていく幼馴染の姿が見えなくなるまで、無言で見送った。
「まずは、一段落かしら」
「おう。命の危機は、脱したようだな」
「よかった……」
「安心するのは、早いぜ。片づけなきゃならねぇ問題は、まだまだ山ほどある」
「そうね……」
リガルドと共にガルドラの暗殺を企てたモルデント伯爵の身柄確保は、騎士団に任せてある。