失恋した男友達と、ルームシェア始めました
部屋に着いたときには、すでに日がすっかり落ちていた。


「……ただいま」


暗い玄関に声を落としても、返事はなかった。


「そりゃそうか」


靴を脱ぎながら、苦笑する。

リビングの電気をつけると、朝出てきたときのままのテーブルがそこにあった。

マグカップのあと。

開きっぱなしの参考書。

ソファの上に、悠真のパーカーが投げ出してある。



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