失恋した男友達と、ルームシェア始めました
「心配した?」

「あんまり」

「うそつけ」

「ちょっとだけ」


正直に言ったら、悠真はふっと笑った。


「悪かったな。……ありがと」

「何が」

「心配してくれたの。そういうの、ちょっと効いた」


そう言って、ふいに視線を外される。


「……なにそれ。効いたって」

「いや、なんでも」


曖昧に笑って、悠真はキッチンの方へ行こうとした。

その袖を、咄嗟に掴んでしまう。



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