失恋した男友達と、ルームシェア始めました
そこで言葉を切って、悠真は一歩、近づいてきた。

ソファの背もたれが、じわっと背中に押しつけられる。


「ちょっと座れ」


言われるがまま腰を下ろすと、彼は目の前にしゃがみこんで、視線を合わせてきた。


「遥、今日、泣きそう?」

「泣いてない」

「じゃあ、泣く前に」


静かに伸びてきた手が、頬にふれる。

指先が、耳の後ろの髪をそっと払う。

くすぐったくて、そこだけ熱くなる。


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