失恋した男友達と、ルームシェア始めました
「ちゃんと終わらせるって、こういうことだろ」


悠真は、あっけらかんと言う。


「未練、ゼロってわけじゃない。長く付き合ってたから、癖みたいなもんは残ると思うしさ。でも、それと“これから誰と一緒にいたいか”は別問題だから」

「誰と、一緒にいたいの?」


ほとんど反射的に聞いてしまってから、しまった、と思う。


(いやそれ、自分で訊く?)


だけど悠真は、少しも迷わなかった。


「今は、遥」


即答だった。

喉の奥が、きゅっと詰まる。



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