失恋した男友達と、ルームシェア始めました
「ルームシェア相手として、とかじゃなくて?」

「それも込みだけど。“彼女”候補としてって意味で」

「……簡単に、そういうこと言わないでよ」

「簡単じゃねえよ」


むっとしたような声で返される。


「練習とか言いながら、お前とキスしてから、正直、頭の中そればっかだし。さっき、首とか触ったときも、やばかったし」

「言わなくていい」


顔が一気に熱くなる。


「でも、“やばいから出て行くわ”って言われんのも、さすがに違うだろ」


悠真は、ソファベッドの端に腰を下ろして、
私のスマホをひょいと取り上げた。



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