失恋した男友達と、ルームシェア始めました
「なってほしいって、今から言う」


さらっと言われて、心臓が跳ねる。


「……こういうのってさ」


彼は、スマホをテーブルに戻して、両手を膝に置いた。


「もっと、ちゃんとしたとこで言うべきなんだろうなって、頭では思う。オシャレな店行って、夜景とか見ながらさ」

「自覚あるんだ」

「でも、俺、今ここでしか言えねえわ」


笑いながら、視線がぶつかる。


「遥。ルームシェアやめて、俺と付き合ってください」


シンプルで、逃げ場のない言葉。

私の頭の中で、いくつもの注意書きがぐるぐる回り始める。



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