失恋した男友達と、ルームシェア始めました
「じゃあさ」


一度、深呼吸をした。


「ルームシェア、やめる」

「おう」


一瞬、彼の肩がびくっと跳ねる。


「代わりに──」


そこで、少しだけ言葉を溜めてから、続けた。


「悠真と付き合って、“一緒に住む”ことにする」


自分で言っておいて、顔が熱で爆発しそうになる。

でも、言ってしまった。

悠真の目が、一瞬だけ見開かれて、すぐに、嬉しいのを隠しきれないみたいな笑い方に変わる。



< 57 / 66 >

この作品をシェア

pagetop