失恋した男友達と、ルームシェア始めました
「じゃあ、名前変えよ」

「名前?」


「この部屋の、イメージ。私の中ではさ、ずっと“失恋の続きみたいな部屋”って感じだったから」

ソファベッドの上で膝を抱えながら、私はゆっくりと言葉を選ぶ。


「それ、今日からもうちょいマシな名前にする」

「たとえば?」

「“元カノにフラれた友達を見張るつもりで始めたルームシェアが、気づいたらその本人と彼氏として暮らしてる部屋”とか」


悠真が、一瞬きょとんとしてから、嬉しそうに目を細めた。



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