ただいまヒロイン代理中!
「いや、やっぱりやめとく……」

「どうして?」

 結城くんが不思議そうに目をぱちくりとさせる。

 いやいやいや、こっちが『どうして?』だよ!

 何でそんな反応するの?

「だって結城くん、彼女さんいるでしょ? 彼氏が自分以外の女子と二人きりでお茶するなんて、彼女さんに知られたらすごく嫌な気持ちに……」

「は?」

 結城くんはぽかんとした。

「俺に彼女なんていないけど?」

 か、彼女なんていない……? 嘘でしょ⁉

< 109 / 176 >

この作品をシェア

pagetop