ただいまヒロイン代理中!
「私って、そんなに美月さんに似ているの?」

「髪型とか背格好は似てるな。でも、美月のほうがもっとクールビューティーだよ」

「ふふっ。まあたしかに、美月さんってそんな感じがするよね」

 軽口を叩きながらものろける蓮に、思わずクスッと笑ったそのとき。

 突然、白い空間が淡く輝き始めた。

 私の体が、空間に溶け込むように、ゆっくりと透けていく。

「時間だな」

 蓮は一歩踏み出すと、ポカンとする私の目をまっすぐに見つめた。

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