ただいまヒロイン代理中!
「もしかして、前回ガラケーを拾ってくれたときには、このプリクラに気づいていたの……?」

 頭の中に、電池蓋の裏側を見つめたまま固まる結城くんの姿がよみがえる。

「いや、あのときは既視感だけ。衣替えをしていたときに、押し入れから似たようなプリクラ出てきたような気がしてさ。確認しようか?」

「うん。お願い!」

 結城くんはうなずくと、財布の外ポケットからプリクラを取り出した。

 そして、それを電池蓋に貼ってあるものと照らし合わせる

「完全一致だな。で、このガラケーはどこで見つけたんだ?」

「学校の資料室だよ。終業式の大掃除のとき、棚の上に置いてあったのを見つけたんだ」

「なるほど。天宮が倒れてたときに握ってたのは、これだったのか……」

 結城くんはつぶやくと、点と点がすべてつながったようにハッと顔を上げた。

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