ただいまヒロイン代理中!
「何で? 退会したの?」
「サイトをスマホ対応させるための大型アップデートで、長期間ログインしてないアカウントは、全部削除されちゃったからだよ」
舞さんは少し寂しげに微笑むと、天井を仰いだ。
「自分の小説が消えたのを知ったときは、その大型アプデが終わったあとだった。あんなに毎日寝る間も惜しんで情熱を注いで書いていたのに、気がついたらなくなってて、ちょっと悲しかった。……まあ、途中で投げ出して、放置してた私が言う? って感じなんだけどさ」
「どうして途中で書くのをやめちゃったんですか?」
私も思わず身を乗り出した。結城くんも同じように興味津々で舞さんを見つめている。
「とても単純な理由なんだけど……、スランプになっちゃったんだよね」
舞さんは遠い目をして、当時のことを思い出すように話し始めた。
「サイトをスマホ対応させるための大型アップデートで、長期間ログインしてないアカウントは、全部削除されちゃったからだよ」
舞さんは少し寂しげに微笑むと、天井を仰いだ。
「自分の小説が消えたのを知ったときは、その大型アプデが終わったあとだった。あんなに毎日寝る間も惜しんで情熱を注いで書いていたのに、気がついたらなくなってて、ちょっと悲しかった。……まあ、途中で投げ出して、放置してた私が言う? って感じなんだけどさ」
「どうして途中で書くのをやめちゃったんですか?」
私も思わず身を乗り出した。結城くんも同じように興味津々で舞さんを見つめている。
「とても単純な理由なんだけど……、スランプになっちゃったんだよね」
舞さんは遠い目をして、当時のことを思い出すように話し始めた。