ただいまヒロイン代理中!
「本当ですか! ありがとうございます!」

「どういたしまして。でも、あんまり期待しないでね。久しぶりの執筆だし、昔より文章が下手になってるかもしれないから」

 舞さんは照れくさそうにクスッと笑った。

 すると、静観していた結城くんが、興味津々そうに口を開く。

「叔母さん。俺も読んでもいい?」

「ちーくんまで……、しょうがないなぁ。じゃあ、二人が読みやすいように、ネットの小説投稿サイトに公開するね」

「はいっ! 楽しみに待っています!」

 一度は途切れたはずの物語が、また動き出そうとしている。

 きっと、最高な小説になるんだろうな。

 まだ見ぬ蓮と美月さんの未来に、私はわくわくと胸を弾ませていた。

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