ただいまヒロイン代理中!

第3章 俺様! 何様? 総長様‼

「はあっ……、今日はとてもいい日だったなあ……」


 家に帰り着いた私は、自室のクッションを抱きしめながら、幸せを噛みしめていた。


 あのあと、結城くんと一緒に帰ることができて、本当に幸せだったなあ……。

 とはいっても、学校から駅までかなり近いから、一緒にいれたのはたったの10分にも満たなかったと思う。

 けど、それでもすごく嬉しかったなあ……。

「……ふふっ」

 思い出すだけでニヤニヤが止まらなくなって、クッションに顔を押し付ける。

 でも、だんだん現実に戻ってくると、なんだか急にヒマになってきた。

 どーしよう。これから何をしよう?

 お昼ご飯はもう食べちゃったし、追いかけてるアニメも特にないし、夏休みの課題はまだやりたくないし……。

 あれこれ考えながら冷房を入れ、制服から部屋着に着替えていたそのとき。

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