ただいまヒロイン代理中!
 カタンッ

「あっ!」

 スカートのポケットから、ガラケーが勢いよく転がり落ちた。

 そうそう! 私、例の暴走族小説を読むために、これを持って帰ってきたんだよね!

「よしっ、続き読もっと!」

 ガラケーをパカッと開いて、小説フォルダの2番目に古いメールを選択したそのとき。

 画面からあの白い光が伸びてきて、私を包み込んでいった。


< 27 / 176 >

この作品をシェア

pagetop