おかえりが聞こえる病室
「莉奈さんから聞いたかな。」

「今日はもう一度だけ血液を調べたいんだ。」

「……。」

「どうしてだと思う?」

突然の質問だった。

亜美は考える。

「……おねつ?」

先生は笑顔で頷いた。

「そう。」

「昨日からお熱が続いているよね。」

「点滴のお薬が効いているか。」

「炎症が増えていないか。」

「それを知るためなんだ。」
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