「好きだから。」
③ー❶ウソカノを卒業したいのに……。
「ウソカノをやめたい。だから、許してほしい」
私はそう、言った。ちょっといつもより、声が小さくなってしまったかもしれない。
蓮くんは驚いているのか、無言になった。
「な、何で?」
蓮くんは声が途切れながら言った。
「私は!」
蓮くんは目がうるっとしていた。もしかして、泣いてた? いや、そんなわけはないか……。
「あのさ、お願いだから来週のデートまではやめないで」
「で、でででででデート⁉」
「俺の友達のカップルとダブルデートするって約束しちゃったんだというか、勝手に決められた……」
「あ、分かりました。でも、その前に言わせてください」
次の瞬間、蓮くんはいつもよりはるかに大きな声で言った。
「やめて! 聞かない」
「な、何で……? お願いはこれじゃなくて、その……ほかに……」
蓮くんは慌てたように言った。
「あ、ごめん。俺、帰らないと」
「じゃあ、その前に言わせてください」
「ごめん。じゃあ、来週! 世森遊園地で!」
蓮くんはそのまま早歩きで帰っていった。
「ま、待って」
私は追いかけようとしたけれど、そのときにはもう、姿が消えていた。
私はそう、言った。ちょっといつもより、声が小さくなってしまったかもしれない。
蓮くんは驚いているのか、無言になった。
「な、何で?」
蓮くんは声が途切れながら言った。
「私は!」
蓮くんは目がうるっとしていた。もしかして、泣いてた? いや、そんなわけはないか……。
「あのさ、お願いだから来週のデートまではやめないで」
「で、でででででデート⁉」
「俺の友達のカップルとダブルデートするって約束しちゃったんだというか、勝手に決められた……」
「あ、分かりました。でも、その前に言わせてください」
次の瞬間、蓮くんはいつもよりはるかに大きな声で言った。
「やめて! 聞かない」
「な、何で……? お願いはこれじゃなくて、その……ほかに……」
蓮くんは慌てたように言った。
「あ、ごめん。俺、帰らないと」
「じゃあ、その前に言わせてください」
「ごめん。じゃあ、来週! 世森遊園地で!」
蓮くんはそのまま早歩きで帰っていった。
「ま、待って」
私は追いかけようとしたけれど、そのときにはもう、姿が消えていた。