「好きだから。」
③-❷怖い
【side蓮】
「ウソカノをやめたい。だから、許してほしい」
愛ちゃんがそう言った時、俺は驚いた。驚きは隠せきれなかった。
ずっと、苦しめていたのかもしれない。
ずっと、合わせていただけなのかもしれない。
不安が込みあがってきた。
俺は驚きながらも、「な、何で?」と聞いた。
愛ちゃんはその瞬間、俺を見つめた。
「私は!」
何か言いたそうだった。でも、振られるのは絶対に嫌だった。
ウソカレだとしても、側にいたかった。
何としてでも、繋ぎとめたかった。
「あのさ、お願いだから来週のデートまではやめないで」
「で、でででででデート⁉」
愛ちゃんは驚いていた。
「俺の友達のカップルとダブルデートするって約束しちゃったんだというか、勝手に決められた……」
「あ、分かりました。でも、その前に言わせてください」
聞きたくない。別れたいとか、そんなの嫌だ……。だから、俺はいつもより大きな声で言ってしまった。
「やめて! 聞かない」
「な、何で……? お願いはこれじゃなくて、その……ほかに……」
俺は慌てて言った。
「あ、ごめん。俺、帰らないと」
今、帰らなくたって別にいい。これは、とっさに出たウソだ。
「じゃあ、その前に言わせてください」
どうしても、聞きたくなかった。
「ごめん。じゃあ、来週! 世森遊園地で!」
俺はそのまま早歩きで帰った。
「ま、待って」
愛ちゃんの声は聞こえた。だけど、すぐにでも愛ちゃんから離れたかった。今日だけは。
俺は公園から出て、すぐ電柱にもたれかかった。
はぁ。ウソカノをやめたい……、か。
いつか、言われると思ってはいたけれど、今日言われるとは思ってもいなかった。
俺は別れるなんて、絶対に嫌だ。何としてでも、繋ぎとめてやる。
「ウソカノをやめたい。だから、許してほしい」
愛ちゃんがそう言った時、俺は驚いた。驚きは隠せきれなかった。
ずっと、苦しめていたのかもしれない。
ずっと、合わせていただけなのかもしれない。
不安が込みあがってきた。
俺は驚きながらも、「な、何で?」と聞いた。
愛ちゃんはその瞬間、俺を見つめた。
「私は!」
何か言いたそうだった。でも、振られるのは絶対に嫌だった。
ウソカレだとしても、側にいたかった。
何としてでも、繋ぎとめたかった。
「あのさ、お願いだから来週のデートまではやめないで」
「で、でででででデート⁉」
愛ちゃんは驚いていた。
「俺の友達のカップルとダブルデートするって約束しちゃったんだというか、勝手に決められた……」
「あ、分かりました。でも、その前に言わせてください」
聞きたくない。別れたいとか、そんなの嫌だ……。だから、俺はいつもより大きな声で言ってしまった。
「やめて! 聞かない」
「な、何で……? お願いはこれじゃなくて、その……ほかに……」
俺は慌てて言った。
「あ、ごめん。俺、帰らないと」
今、帰らなくたって別にいい。これは、とっさに出たウソだ。
「じゃあ、その前に言わせてください」
どうしても、聞きたくなかった。
「ごめん。じゃあ、来週! 世森遊園地で!」
俺はそのまま早歩きで帰った。
「ま、待って」
愛ちゃんの声は聞こえた。だけど、すぐにでも愛ちゃんから離れたかった。今日だけは。
俺は公園から出て、すぐ電柱にもたれかかった。
はぁ。ウソカノをやめたい……、か。
いつか、言われると思ってはいたけれど、今日言われるとは思ってもいなかった。
俺は別れるなんて、絶対に嫌だ。何としてでも、繋ぎとめてやる。