「好きだから。」

④ー❶結婚します!

私は三か月前、蓮くんと付き合った。
そして、つい一か月前、蓮くんにプロポーズされた。
蓮くんは私のことが「大好き」って毎日伝えてくれる。
そんな蓮くんと結婚したのは丁度、三週間前だ。
蓮くんにプロポーズされたのは、どうやってかって知りたい?
特別におしえてあ・げ・る!!!







★プロポーズ 過去の話ダヨ★
私は蓮くんからのお誘いで、映画館に行った。
私は何の映画を見るか言われていない。
だから、楽しみだった。
恋愛? ミステリー? ホラー?
ホラーだったら、怖いな……。
「あ! 愛!」
集合時間よりも前に蓮くんは来てくれた。
「ごめんね? 待った?」
「今来たところだよ! じゃあ、行こうっか!」
「ところで、何を見るの?」
蓮くんは頭をかいた。
ちなみに、蓮くんが頭をかくのは照れてる証拠。
「秘密」
秘密……。何を見るの?
私は入口で従業員さんのところに連れていかれた。
蓮くんはスマホ画面を従業員さんに見せた。
「篠田様ですね。お待ちしておりました。五番スクリーンでどうぞ」
え? 篠田様?
映画館って、普通、こんなこと言われないよね……?
あ、もしかして、蓮くんの家は凄いのかも……。
この時の私は、そう思っていただけだった。

五番スクリーンまできて、気づいた。
普通は映画館の入り口はそのスクリーンでやる映画のポスターが貼ってあるのに、今回は貼ってなかった。
その代わり、[貸し切り]と書かれていた。
蓮くんは、貸し切りまでしてみたい映画があるのかな?

スクリーンに入り、蓮くんに「ついてきて」と言われた。
蓮くんについていき、一番後ろの真ん中の席に座った。
蓮くんは私に「ちょっとだけ、目を隠して待ってて」と言われた。
私にそう言い、蓮くんは歩いて行ってしまった。
少し不安になったが、すぐ蓮くんが来たのが、足音で分かった。
「目、開けて!」
私は目を開けて、スクリーンに書いてあった文字を読んだ。

[今日は来てくれてありがとう! 今から大事なことを話すから、降りてきて!]
私は蓮くんの方を見た。
蓮くんは私に こっちおいで と手で合図した。
私は階段を降り、蓮くんの元まで行った。
「何これ! 貸し切りって、そういうこと?」
「まぁ。映画見るって思ってた?」
「そりゃあ。そう思うに決まってるでしょ! 映画館だから!」
「ごめんごめん」
「……でも、嬉しいよ!」
「よかった。じゃあ、言うね!」
蓮くんはちょっと私から遠ざかり、箱を持ってこういったんだ。



「オレと結婚してください」



言うのと同時に箱を開けた。
箱の中には指輪があった。
私は蓮くんに抱き着いた。
「ありがとう! めっちゃ幸せだよ。私、蓮くんの妻になりたい!」
私は蓮くんが持っていた指輪を受け取り、指にはめた。
「綺麗だね!」
私は指輪を見て言った。
ダイヤモンドが輝いていた。
蓮くんは私の耳元で「愛の方が、何倍もきれいだよ」と囁いた。
私はまた、照れてしまった。
蓮くんはいつも、こうやって照れさせるんだから!!

蓮くん、ありがとう。
これから、幸せに暮らそうね!
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