「好きだから。」
②-❷ライバル出現⁉
私は今日、莉愛と買い物に来ている。
「ねぇ、何買う?」
「え? 私は……」
「蓮くんへのプレゼント?」
「うん。買いたいって思ってる」
「何買いたい?」
「えっとねぇ……」
その瞬間、前から来た人とぶつかってしまった。
「す、すみません」
私はすぐに謝り、顔をあげた。
「愛ちゃん?」
「え、蓮くん⁉」
蓮くんがいた。目の前には蓮くんがいる。
でも、それより驚いたのは……。
「ねぇ、蓮、行くよ」
『蓮』と呼ぶ、蓮の隣に居た女の人。
女の人は私を見て「誰? 知り合い?」とちょっと怖い声で言った。
「彼女、だけど?」
蓮は軽く言った。「彼女」か……。みんなの前では彼女だよね?
でも、やっぱりウソをつくのは……。
「彼女なの?」
私はその女の人の顔を見て分かった。
今にも泣き出しそうな顔だった。
明らかに蓮くんのことが好きってことを。
「私は蓮の同級生の百瀬望って言うの。希望の「望」で望よ! あなたの名前は?」
「あ、え、えっと、前橋愛です……」
私がそう言った後、百瀬さんが莉愛Wのことを指した。
莉愛は、 あ、私? みたいな顔をしていたが「愛の親友の高梨莉愛だよ」って元気に言った。
私は蓮くんに「何してたの?」って聞いた。
蓮くんは照れながら「友達のプレゼント選びを手伝ってもらってたんだ」って。
友達のプレゼント選びを百瀬さんと? だったら、男友達でもよくない?
私の心の中で不安と怒りが込みあがってきた。
「愛ちゃんは、何してたの?」
「ただの、買い物。莉愛と」
「そろそろ行かない? 時間が……」
莉愛が申し訳なさそうに小さい声で言った。私は蓮くんに「そろそろ行くね。また!」と言った。
私と莉愛は蓮くんに背を向けて歩き始めた。
私は莉愛とカフェに行った。
「あ、ごめん。お腹が痛くなってきたからお花摘みに……」
「それは、お手洗いでいいでしょ? トイレでもいいけど。てか、大丈夫? 無理しないでね。今日……あれ?」
「うん。2日目……」
「それはあれだね。全然大丈夫だからゆっくりしてきて」
「ありがとう」
私はカフェを出て、お手洗いに向かった。
その途中、人があんまりいない階段を通ろうとした時、百瀬さんと蓮くんがいた。
私は壁に隠れ、会話を聞こうとした。気になったから……。隠れてすぐのときだった。
「蓮が好き」
え……。百瀬さん、蓮くんに告白した?
蓮くんは何て答えるのかな。
「ごめん」
『ごめん』ということは、断ったということだ。
それに続けて、蓮くんは「彼女がいるから、ごめんね。でも、告白してくれてありがとう」と言った。
彼女……か。
でも、本当の彼女じゃない。
私と付き合っていなかったら、断ってなかったのかな?
「うん。ありがとう。これからも今まで通りにしてね! 気まずくなりたくないから、またたくさん喋りかけるね?」
「うん。分かった」
「ごめん。そろそろ帰る! またね、蓮!」
百瀬さんは蓮くんの「またね!」を聞かないまま、階段を下って行った(音がした。足音……ね!)。
百瀬さんに悪いことをしてしまった。
私と付き合っていなかったら、断らなかったのだろうなと思った。
「ねぇ、何買う?」
「え? 私は……」
「蓮くんへのプレゼント?」
「うん。買いたいって思ってる」
「何買いたい?」
「えっとねぇ……」
その瞬間、前から来た人とぶつかってしまった。
「す、すみません」
私はすぐに謝り、顔をあげた。
「愛ちゃん?」
「え、蓮くん⁉」
蓮くんがいた。目の前には蓮くんがいる。
でも、それより驚いたのは……。
「ねぇ、蓮、行くよ」
『蓮』と呼ぶ、蓮の隣に居た女の人。
女の人は私を見て「誰? 知り合い?」とちょっと怖い声で言った。
「彼女、だけど?」
蓮は軽く言った。「彼女」か……。みんなの前では彼女だよね?
でも、やっぱりウソをつくのは……。
「彼女なの?」
私はその女の人の顔を見て分かった。
今にも泣き出しそうな顔だった。
明らかに蓮くんのことが好きってことを。
「私は蓮の同級生の百瀬望って言うの。希望の「望」で望よ! あなたの名前は?」
「あ、え、えっと、前橋愛です……」
私がそう言った後、百瀬さんが莉愛Wのことを指した。
莉愛は、 あ、私? みたいな顔をしていたが「愛の親友の高梨莉愛だよ」って元気に言った。
私は蓮くんに「何してたの?」って聞いた。
蓮くんは照れながら「友達のプレゼント選びを手伝ってもらってたんだ」って。
友達のプレゼント選びを百瀬さんと? だったら、男友達でもよくない?
私の心の中で不安と怒りが込みあがってきた。
「愛ちゃんは、何してたの?」
「ただの、買い物。莉愛と」
「そろそろ行かない? 時間が……」
莉愛が申し訳なさそうに小さい声で言った。私は蓮くんに「そろそろ行くね。また!」と言った。
私と莉愛は蓮くんに背を向けて歩き始めた。
私は莉愛とカフェに行った。
「あ、ごめん。お腹が痛くなってきたからお花摘みに……」
「それは、お手洗いでいいでしょ? トイレでもいいけど。てか、大丈夫? 無理しないでね。今日……あれ?」
「うん。2日目……」
「それはあれだね。全然大丈夫だからゆっくりしてきて」
「ありがとう」
私はカフェを出て、お手洗いに向かった。
その途中、人があんまりいない階段を通ろうとした時、百瀬さんと蓮くんがいた。
私は壁に隠れ、会話を聞こうとした。気になったから……。隠れてすぐのときだった。
「蓮が好き」
え……。百瀬さん、蓮くんに告白した?
蓮くんは何て答えるのかな。
「ごめん」
『ごめん』ということは、断ったということだ。
それに続けて、蓮くんは「彼女がいるから、ごめんね。でも、告白してくれてありがとう」と言った。
彼女……か。
でも、本当の彼女じゃない。
私と付き合っていなかったら、断ってなかったのかな?
「うん。ありがとう。これからも今まで通りにしてね! 気まずくなりたくないから、またたくさん喋りかけるね?」
「うん。分かった」
「ごめん。そろそろ帰る! またね、蓮!」
百瀬さんは蓮くんの「またね!」を聞かないまま、階段を下って行った(音がした。足音……ね!)。
百瀬さんに悪いことをしてしまった。
私と付き合っていなかったら、断らなかったのだろうなと思った。