【改稿版】彼女はエリート外交官の求愛から逃れられない
「そう?無理はしないでいいからね。三日前も来てすぐウインブルドンにいたし、疲れてるんじゃないの?」
「いいえ、元気です!行きましょう!ってどこに行くんでしたっけ?」
彼は顔を抑えてくっくっと笑っている。
「蔵原さん、面白いなあ……ウインブルドンで行きたいって言ってたウエストミンスター寺院の予約が取れた。早速行こうか」
「本当ですか?嬉しい!ありがとうございます」
「その後はハロッズなどの百貨店でお土産を探したら、イギリス名物アフタヌーンティーはどうかな?」
「ハロッズのアフタヌーンティーなんて予約しなくて行けるんですか?」
「予約したよ。あそこは知り合いがいてね。優遇してもらった」
「藤堂さんすごい!本当にありがとうございます」
「ただし、今日行くところではなるべく僕と手を繋ぐこと。君はすぐにナンパされそうだし、人が多いから迷子になると面倒だからね」
「大丈夫ですよ、あれからナンパなんてされてません」
「当たり前だよ、僕が牽制してるんだからさ」
「え?」
「ま、いいや。早速行こうか。それにしても今日の君はまた違う魅力があるね。なんか若返った?」
私は藤堂さんを叩いた。
「失礼ね!どういう意味ですか?」
「いや、昨日はすごくドレッシーで大人っぽかっただろう。今日の君はパンツ姿で活動的だからね」
日本を出るときは動きやすい服を念頭に持ってきたのだ。お洒落な服なんて昨日のドレスだけだ。今日もスニーカー。
「こんな格好じゃ、藤堂さんの好みには合いません?」
「とんでもない。昨日みたいなお姫様スタイルも素敵だが、今日のほうが僕は嬉しい」
「嬉しい?どういう意味ですか?」
「いいえ、元気です!行きましょう!ってどこに行くんでしたっけ?」
彼は顔を抑えてくっくっと笑っている。
「蔵原さん、面白いなあ……ウインブルドンで行きたいって言ってたウエストミンスター寺院の予約が取れた。早速行こうか」
「本当ですか?嬉しい!ありがとうございます」
「その後はハロッズなどの百貨店でお土産を探したら、イギリス名物アフタヌーンティーはどうかな?」
「ハロッズのアフタヌーンティーなんて予約しなくて行けるんですか?」
「予約したよ。あそこは知り合いがいてね。優遇してもらった」
「藤堂さんすごい!本当にありがとうございます」
「ただし、今日行くところではなるべく僕と手を繋ぐこと。君はすぐにナンパされそうだし、人が多いから迷子になると面倒だからね」
「大丈夫ですよ、あれからナンパなんてされてません」
「当たり前だよ、僕が牽制してるんだからさ」
「え?」
「ま、いいや。早速行こうか。それにしても今日の君はまた違う魅力があるね。なんか若返った?」
私は藤堂さんを叩いた。
「失礼ね!どういう意味ですか?」
「いや、昨日はすごくドレッシーで大人っぽかっただろう。今日の君はパンツ姿で活動的だからね」
日本を出るときは動きやすい服を念頭に持ってきたのだ。お洒落な服なんて昨日のドレスだけだ。今日もスニーカー。
「こんな格好じゃ、藤堂さんの好みには合いません?」
「とんでもない。昨日みたいなお姫様スタイルも素敵だが、今日のほうが僕は嬉しい」
「嬉しい?どういう意味ですか?」