初恋を拗らせたホテル御曹司は癒やしの女医にだけ激愛本能を滾らせる


 実際に欧米やアジア諸国では、居住国以外の国で最先端の医療や健康増進サービスを受けるための渡航――『医療ツーリズム』が盛んに行われている。

 医療保険が充実しているイギリスでは、医療費が安い代わりに治療を受けるのに時間がかかるそうで、医療ツーリズムの需要は高いらしい。

 医療の質が高いとされる日本でも、ここ数年で、インバウンド・メディカルツーリズム(外国人患者を自国に受け入れる形態)に参入する企業が増加している。

 だが、本格的な医療を提供するホテルはまだ少ない。

 そこで、インペリアル・インターナショナルが医療に特化した宿泊プランを打ち出そうというのだ。

 総合内科医や心療内科医の診察を主軸に、ホテル内の施設や客室の内装までを現役医師に監修を依頼し、心身共にリラックスできる空間を提供する。

 地域の医療施設とも連携するため質の高い医療も担保できる。

 国内外問わず、高齢者など健康上の理由で観光を諦めざるを得なかった宿泊客の獲得や、ストレス社会で疲弊したビジネスパーソンの集客も目指すという。

 そのため、富裕層だけでなく、一般客が気軽に利用できるよう、シーズンオフや昼間の価格帯を低く設定するらしい。

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