ある日、最恐組長様に買われました。
「一生、貴方だけに身を捧げなきゃい…と?」



「そう、それが出来ないなら殺すまでだね。どっちがいい?」



なんて極端かつ極悪な返事。


その殺すという言葉が口先だけでないのはもう分かる。


私が従わないと言えば本当にこの男は私の事なんて簡単に殺してしまうだろう。




こんな人間に従わないといけないのが私の運命なのか、


…ほんと、嫌になる。

だけど、負けないって決めたから。



絶対にいつか自分だけの人生を生きてみせるって決めたから。




「…死ぬほど嫌だけど、あなたに従います。」




これも人生の1つの過程にすぎない。

耐えて耐えれば、いつかは終わるんだから。




真っ直ぐに男の目を見てそう言うと、男はニコっと笑って、




「じゃ、これから死ぬ気で頑張ってね、貧乏娘ちゃん。」



と、全く優しさの無い手つきで私の頭を撫でた。


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