満天の星空の下、君の温かさを見つけた

新しい世界へ

社会科の先生の、黒板にチョークを叩きつける音が響く。
カッ、カッ、カッ、カッ。

リズムよく叩かれる黒板がなんだか憎らしくさえ思える。
筆圧の強さがにじみ出て、際立つ白色が余計に私をいらいらさせる。

授業を真面目に受ける気なんて、端からなくて
窓の外に広がる世界をただぼんやりと眺めていた。

ゆっくりと動く、薄い雲。
騒がしいのは、隣の小学校で体育をやっているからだろう。

なんとも言えない気分で、ただ外を眺めているだけだった。

社会科の先生は、元々嫌いだった。
すぐに暴言をはくし、声も五月蝿い。
字も汚くて、授業もわかりにくい。
他の生徒に言わせれば面白いらしいが私にはよくわからなかった。
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