満天の星空の下、君の温かさを見つけた
直感的に感じたのもつかの間。

先生はこちらの関にずんずんと進んできていた。

「ちゃんと板書を写さないか。そもそも、社会とはだな.....」

ブツブツと先生が小言を言っているのをよそに、私は頬杖をついた。

「山下!ちゃんと話を聞けっ!!」

チョークをこちらに向けてきた。

鼻の先にチョークがある。
一歩間違えれば私に当たるというのに、こういうことをするのは、教師として、どうなのだろう。

そんな考えがわたしの頭をよぎったが怒らせた張本人がこんな事を言っても、火に油だろう。

そう考え直して、わたしはただ黙ったままにした。
< 3 / 13 >

この作品をシェア

pagetop