失恋した私を拾ったのは、大型犬男子な幼馴染でした!
少しだけ安心したような顔をしていたのを覚えている。

仕方がないな。

私は、泣いていた頃の陸斗を思い出してしまったのかもしれない。

「服選ぶよ!

でも、自分で気に入ったのがあったら、それにしてね!」

「分かった」

陸斗は、小さい頃から青と黒が好きだったっけ。

あの頃と変わっていないなら、きっと今も――。

黒と青、それから白。

その三色を意識しながら、服を選んでいく。
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