大型犬男子は、今日も私を甘やかす
「予約。これからは、そうする」

陸斗は小さく頷いてから、続けた。

「今日、八個買いたいんだけど、大丈夫?」

八個。

思わず頭の中で、その数字を繰り返す。

八個くらいなら問題ない。

でも――

一人でそんなに食べるの?

なんて考えてしまって、頭の中はすっかりパニックだった。

「八個でしたら、大丈夫です」

接客用の笑顔を崩さないように答える。

「ありがとう」

陸斗はそう言うと、トレーを持って売り場へ向かった。
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