PRIMUS ―推しの家に家事代行として通ったら、毎日が幸せすぎます!―
もしかしたら、ちょっと怖そうな大御所の芸能人が出てくるのかもしれない。 そう考えただけで、緊張が一気に押し寄せる。

目の前にあるインターフォンへ手を伸ばす。 押そうとした指が、小さく震えていた。

「頑張るって、決めた!」

そう小さく呟くと、自分の頬を少し強めに叩く。

「よし!」

勢いのまま、インターフォンのボタンを押した。
やばい。 緊張で心臓がどくどくと音を立てる。
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