PRIMUS ―推しの家に家事代行として通ったら、毎日が幸せすぎます!―
買い物の準備をしていると、湊くんがリビングにやって来た。
正直、湊くんがいるだけで少し空気が張り詰める。

「買い物行くの?」
「あ、はい。そろそろ行こうかと」
「……じゃあ、俺も行く」
「え?」

人気アイドルと買い物なんて、絶対に目立つ。

「いえ、一人で大丈夫です!」
「……もし、ファンに見られたりしたら」
「……場所、知ってるの?」
「カーナビで検索したら、出ますから」
「歩いた方が近いよ?」
「……なら、すぐ分かるはずです」

湊くんは淡々としている。
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