PRIMUS ―推しの家に家事代行として通ったら、毎日が幸せすぎます!―
湊くんは、とにかく目立つ。
 スーパーにいるマダム達の視線を、完全に独り占めしていた。

 けれど、本人はというと。
 そんな視線にすら気付いていない様子で、迷うことなく肉コーナーへ向かう。

 そして。
 無表情のまま、鶏むね肉を次々とカゴへ入れていく。

「そんなに!?」
「タンパク質欲しい」

 真顔で返される。
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