PRIMUS ―推しの家に家事代行として通ったら、毎日が幸せすぎます!―
艶のある黒髪に光が当たり、その表情が柔らかく見えた。
 反則すぎる。

 無意識に見惚れていると、湊くんは店の隅に置かれた植物へ視線を向けた。
 そこには、少し元気のない枯れかけた植物があった。

 湊くんは、それをそっと手に取る。

「ちょっと待ってて」

 そう言うと、店の中へ入っていった。
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