PRIMUS ―推しの家に家事代行として通ったら、毎日が幸せすぎます!―
「頭上げてー!」
 
焦った口調でそう言ったのは、ひなたくんだった。

私は慌てて顔を上げる。
私、駄目だな。
 
さっきから、みんなに気を使わせてばかりだ――。

「ちょっとさ。俺に話させて」

 柔らかな笑顔を浮かべたひなたくんが、そう切り出した。
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