PRIMUS ―推しの家に家事代行として通ったら、毎日が幸せすぎます!―

37.離れていても、傍に

朝起きると、まだPRIMUSハウスは静まり返っていた。
皆を起こさないように顔を洗い、身なりを整える。
準備を終えると、私は静かにキッチンへ向かい、朝食作りを始めた。
キッチンに立つと、冷蔵庫から卵や野菜、鶏むね肉を取り出す。
湊くんの分は、昨日話していた通りハーブで味付けをした鶏むね肉をこんがりと焼く。
ひなたくんと雪くんの皿にはベーコンを添える。
スクランブルエッグをふんわりと仕上げ、彩りにサラダを盛り付けると、トースターから香ばしい四枚切りの食パンが焼き上がった。バターとジャムを並べ、温かいスープを器によそう。
喫茶店のモーニングのような朝食が少しずつ食卓を彩り始める。
アラームの音が鳴る。
少しして、リビングからひなたくんの声が聞こえてきた。
「みんな、起こすね!」
今日は写真集の撮影だからだろうか。
ひなたくんに声をかけられると、雪くんも湊くんも眠そうに目をこすりながら、すんなりと起きてきた。
「喫茶店みたいだね〜!」
「だね!」
「ハーブチキン、嬉しい」
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