PRIMUS ―推しの家に家事代行として通ったら、毎日が幸せすぎます!―
ここ二日、何もやる気が起きなかったのに、不思議だ。
今日から、また仕事。そう思っただけで、驚くほど爽やかな気分で目を覚ますことができた。
鏡の前で髪をまとめ、少しだけアレンジを加える。最低限のメイクを済ませると、私は笑顔で家を出た。
PRIMUSハウスに着くと、私専用の鍵で玄関の扉を開ける。
もう、この家に来るたびの当たり前になった朝の始まり。
いつものように冷蔵庫へ向かい、三人が貼っているメモを剥がして今日やることを確認しようとした――。
……ない。
メモが、一枚も貼られていなかった。
きっと昨日、旅行から帰ってきたばかりだからだろう。
みんな疲れて、そのまま休んでしまったのかもしれない。
できることなら、みんなにはゆっくり休んでほしい。
私は物音を立てないよう気を付けながら、共有スペースの片付けを始める。
まずは、バスルームから。
そう思って脱衣所へ入ると、三つの旅行バッグが無造作に置かれていた。
その上には、一枚のメモ。
『よろしく』
思わず、くすっと笑みがこぼれる。
「もう……」
今日から、また仕事。そう思っただけで、驚くほど爽やかな気分で目を覚ますことができた。
鏡の前で髪をまとめ、少しだけアレンジを加える。最低限のメイクを済ませると、私は笑顔で家を出た。
PRIMUSハウスに着くと、私専用の鍵で玄関の扉を開ける。
もう、この家に来るたびの当たり前になった朝の始まり。
いつものように冷蔵庫へ向かい、三人が貼っているメモを剥がして今日やることを確認しようとした――。
……ない。
メモが、一枚も貼られていなかった。
きっと昨日、旅行から帰ってきたばかりだからだろう。
みんな疲れて、そのまま休んでしまったのかもしれない。
できることなら、みんなにはゆっくり休んでほしい。
私は物音を立てないよう気を付けながら、共有スペースの片付けを始める。
まずは、バスルームから。
そう思って脱衣所へ入ると、三つの旅行バッグが無造作に置かれていた。
その上には、一枚のメモ。
『よろしく』
思わず、くすっと笑みがこぼれる。
「もう……」