PRIMUS ―推しの家に家事代行として通ったら、毎日が幸せすぎます!―
それは、ファンの言葉が集まる場所。
どれだけ雑誌の記者が悪意のある記事を書こうと、ファンだけはひなたくんを信じてくれるはず。
私は、そう信じたかった。
「こんなの嘘だ。」
「私は記者の言うことなんて信じない。」
きっと、そんな言葉で溢れている。
そう願いながら、私はゆっくりとコメント欄へ視線を落とした。
『ひなたに裏切られた――』
『結局、女優と付き合うのかよ――』
『結局、顔だけだったんだな』
『前から怪しかった』
『もう応援できない』
画面には、そんな言葉が次々と並んでいた。
胸が締め付けられる。
だけど――。
こんなのは、まだマシな方だった。
匿名掲示板だからこそ生まれる、悪意に満ちた言葉が画面いっぱいに並んでいた。
ひたすら誰かを貶すもの。
根拠もない噂を事実のように語るもの。
ありもしない話を作り上げるもの。
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