大好きな推しの家で、秘密の素顔を知りました!
「明日、十時までに来てね」
「はい!」
返事をした瞬間、自分でも少し驚いた。
ついさっきまで、夢みたいな時間を過ごしていた。
画面の向こうで見ていた人たちが、目の前にいて。
まさか、その人たちの家で働くことになるなんて。
「それじゃあ、また明日」
三人に見送られながら、私はPRIMUSハウスを後にした。
車に乗り込み、ゆっくりと息を吐く。
……本当に、明日からここに通うんだ。
スマホの画面には、いつも見ているPRIMUSの動画。
でも明日からは――。
画面の中の人じゃない。
私が、彼らの日常を支える側になる。
そんな不思議な日々が、始まろうとしていた。
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