PRIMUS ―推しの家に家事代行として通ったら、毎日が幸せすぎます!―
「一般募集じゃなくて、信頼できる人がいいって条件がついててさ。ちょっと特殊な案件なんだよね」

母はそう言いながら、私の方をちらりと見た。

「……あんた、やってみる?」

一瞬、言葉が出なかった。
正直、自信なんてなかった。 何をやっても上手くいかない自分が、誰かの家に入って仕事なんてできるのか。


でも、頭のどこかであの動画がよぎる。
ダンスが上手くいかなくても、何度も繰り返していた赤の子の姿。
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